FAQ よくある質問

小児歯科について

緊急性があれば2歳でも治療を行います。なお、治療の必要性が理解でき、落ち着いて治療ができるのは4歳半ばからです(お子様には個性がありますので、4歳からや5歳になってから治療を行う場合もあります)。その年齢になるまでは暫間的な治療にとどめ、小学生になる前に再治療をします。

また、4歳半から5歳にかけてでき始める奥歯の歯と歯の間のむし歯(隣接面う蝕)は、気がついたときには大きな虫歯になっているため注意が必要です。

★上記に関する学会発表はこちらから確認いただけます。
むし歯予防に効果が期待できるフッ素入りの歯磨き粉(市販品のほとんど)の使用をおすすめします。ただし、味や刺激性などの関係でお子様が好まないときは、ほかのフッ素入りジェルやレノビーゴ(フッ素配合歯みがきスプレー)でも代用可能です。

歯磨き粉を使った仕上げ磨きは、磨く場所が泡でよく見えなかったりうがいをしたくなったりしますので、水だけで仕上げ磨きをしてください。そして、最後にフッ素入り歯磨き粉で簡単に磨いたあと、1~2回ほど軽くうがいをしてください。

※ブクブクうがいが上手にできないお子様は、歯磨き粉を使用しないでください。

矯正歯科

使っていただく装置によって差がありますが、ほとんどの方が1~2ヶ月に1回の頻度で通っていただいています。
歯並びがよくなることで、精神面・健康面でたくさんのメリットがあります。

●見た目がよくなり、自分に自信がつく
性格が明るくなったり、行動が積極的になるお子様もいらっしゃいます。

●噛み合わせがよくなり、食べやすくなる
しっかり噛むことで栄養の吸収がよくなり、お子様の健全な発育につながります。また、よく噛むことで脳の働きが活発に。神経伝達物質がたくさん分泌されるため、集中力アップにも期待できます。

●発音がはっきりと明瞭になる
歯の隙間から息が漏れたり、舌をうまく動かせなかったり、といったことがなくなります。そのため、今まで不明瞭だった発音が改善されるでしょう。

●噛み合わせがよくなり、全身のバランスが整う
姿勢がよくなることで、肩こりや腰痛などの身体の不調が和らぐことがあります。

●虫歯や歯周病の予防
歯並びが整うことで歯磨きがしやすくなり、歯ブラシが届きにくい場所がなくなります。そのため、虫歯や歯周病の予防、進行の抑制に期待ができるでしょう。